モノスキーとは?
知ってる人は知っている、知らない人は覚えてね。



01 モノスキーの位置付け

モノスキーはその昔バブル頃に一度流行しかけたスノースポーツ。
日本に入ってきたのはスノーボードよりも早かったそうです。
スノーボードがまだスノーサーフィンといわれていた時代の話。

昔の細みストレートスキーに比べ、
圧倒的な新雪での浮力を持ち、
簡単に当時の憧れの滑りウェーデルン(犬の尻尾振り)ができる
そういった利点から80年代後半に
流行しかかったそうです。

しかし、バブル崩壊以後の
若者のダルなファッションに合致したスノーボードの台頭で
その浮力感の魅力はお株を奪われてしまいました。
さらに、山スキーで一部マニアの楽しみだったかかとの浮くスキーも
テレマークとして進化を続けていったのでした。

またストレートスキーも、カービングスキーに変わり、
どんどん時代はハイスピードになり、
今やウェーデルンをしている人は
逆に古臭いイメージになってしまいました。

そんな時代の流れの中でモノスキーはその優位性を保てず、
競技人口が減少していったのでした。
競技人口の減少により、サロモン、フォルクル、ロシニョールなどの大手が次々と撤退。
デュレーを中心にその灯を残すことになったのですが、
その他のデバイスに比べて、進化が遅れてしまったようです。

02 モノスキーとの出会い



モノスキーのモの字も知らなかった私。
昔読んだマンガの中で
「コブラ」がジェットモノスキーにのっていた
「逮捕しちゃうぞ」の夏実がモノスキーにのっていた
そのぐらいの知識で、そんな物も有るんだなあ程度。

北海道の中でも雪の少ない函館で育った私は
学生時代は雪に執着は無く
せいぜい年数回しか雪山に行くことはありませんでした。

大きくそれを変えたのは、サロモンのスノーブレードでした。
それからスキーボードにのめり込み、
どんどんスベリに行く回数がふえていきした。
短いなりに滑りやすい板に出会い、
そのフィールドがどんどん拡がっていきました。
そして、そのフィールドがパウダー領域に及んだところで
もっと浮力が欲しいと強く願うようになりました。
でも人と同じことをするのが嫌いなひねくれものの私
ボードは意地でも乗りたくなかった。

そんな時に、まるぞう氏のホームページを見かけ
Transonic Gyrostick unix & universeの存在を知ったのです。

まさに天啓!
悩むこと数年、ついに04年12月

transonic gyrostick universeを購入してしまったのでした。




03 モノスキーの滑り方

モノスキーは基本はスキーと同じです。
加重、抜重、ずらしで滑る方法は
すぐできる様になります。
私は初日はファミリーコースから始めて
結局1日の中での転倒はたったの3回だけ。
スピードは結構シャレにならないほど出ますので注意。
困った時は直滑降。
直滑降が最も安定します。
停まる時よりも何よりも安定します。

困った時は直滑降!!怖がらない事!
そして
大事なことは

楽しむ心を忘れないこと。
転んでも
愉しく笑えればそれでいいのさ!
いろんな雪でたくさん滑ると
どんどん板が自分のモノになっていきます。

6シーズン、100日以上乗って
ようやく自分の意志を
雪に伝えるデバイスに
なってきましたが

道のりは長く

いつまでも宿題が新たに出てきますけどね!

成長を実感できる事も楽しいです。

なにより傍流主義ですからね!!



中山峠スキー場 06/05/21
アイスバーン以外は、意外といけますよ!
ザクザク腐れ雪とかも面白いです!


最後の写真は
紳士のたしなみ
Transonic Jamtrick Union72cm
転びやすいですが
滑っていて愉しく笑える板です!

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