スキーボードの世界
99センチまでの二本スキーのこと
ファンスキーとも言われる。

99センチならではの
良さと悪さを
併せ持つ不思議な雪面滑走具です。


そのウェーブのはじまりは
クナイスルの作ったビッグフット
その後
サロモンが
インラインスケーターを巻き込んで
新しいスノースポーツを作ろうと
大々的に発売を開始した
スノーブレード
それが手本になり様々な板が作られていったのでした。
わたしも
初代のスノーブレードから
しっかり
はまりました

いくつかの板を乗り換えて

私のスキーボード滑走の
スタイルを作り上げてくれた板
それは
写真の

LINE PRO

この板の特徴は、

やや柔らかいフレックス
当時としては幅広なシェイプ
そして
真ん中のビンディング

はじめは
軟派な板かと思っていたら
跳びからパウダー
カービングまで
どんな滑りにも応えてくれる
凄いヤツだった!


GPS測定で80km/hをマークしたのは
結局LINE BULLET-Xではなく
LINE PROだったなあ。


Rider IGAPON

この板、凄く適切なフレックスが与えられている。
カービングの時に角付けを調節して
しなりをコントロールしやすい。
がちがちの板ではハーフパイプでボトムに刺さることもあったが
荒れたパイプでもしっとりとなじむ。

テールが長いので、
ハイスピードで後傾気味になってもリカバリーしやすい!
この長いテールに乗り込む様に浮力を作って
斜度があればパウダーでも飛び込んでいける!

そして、軽い。
やはり解放ビンディングではあり得ない軽さ。
賛否両論あるが、
やはりビンディングの軽さが、
この短い板でもパウダーにはいることを可能にしていると思う。
(痛い思いもしたけどね)

ストックのない自由さも新鮮だったなあ。




スキーボードのハイスピードな滑り方は
簡単な様で難しい
スピード狂の私は
当初
スピードを出せる姿勢の習得に
終始したなあ。
グラトリとか跳びには目もくれず
ひたすら長板の人に食らいついて滑った。



姿勢は低く前に荷重をかけることが基本
これができないと立っていることすら怪しくなるのだ。
上の写真の私
だまって立っているだけだが
自然に膝を落として
板にテンションを無意識でかけているのが
おわかりだろうか。

メーカーがどんどん
このスキーボードのジャンルから撤退していくのは
寂しい限りだが
まだまだ
スキーボードは

のある
スポーツだと思う。

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